最近雀魂で雀聖1まで上がることができた。未経験から初めて半年間、合計2000半荘くらい。あくまで雀聖1までの話だが、ここまで来る過程を振り返るといくつかの段階があったように思うので一度まとめておこうと思う。

初心~雀傑3までこの辺りまではただひたすら数を打っているだけで昇段できた。牌効率も守備も何も知らなかったし、座学はやっていなかった。

最初の壁:雀傑3から豪1金の間から玉の間に上がる時に壁にぶち当たって、ようやく重い腰を上げて牌効率の本などを買って勉強し始めた。初心者の頃はずっと東風を打っていたけど、金の間からは同接人数が多いため半荘を打ち始めることもあってか、守備なども意識し始めた。ただ金の間は全ツしてくる人がかなりの割合でいるので、基本的なベタオリができるならよっぽどの不運を引かない限りラスる可能性は低い。基本を押さえた上でコツコツ数を打ってポイントを積み上げればそのうち昇段できる。

2つめの壁: 雀豪1から雀豪2ポイントシステムの都合上、雀豪からは玉の間で勝ち越さなければポイントが増えていかない。ここでも相当沼にはまり、いわゆる金玉ループを2、3回繰り返した。逆に言えば、ここを乗り越えれば結局はこの先もずっと玉の間で打ち続けるわけで、あとはやることが大して変わらないのかなとも思った。玉の間で安定し始めたのは、押し引き判断や降りの精度を意識し始めてからだ。簡単に言うと、たいした手でもないのに中途半端に粘る気持ちを捨てられず、合わせ打ちや現物切りをしないで全員に安全な字牌から消費して降りるみたいなことをやめるだけである程度安定する。例えばリーチの宣言牌のスジや、宣言前に切られてる牌のスジとかはそこまで安全とも言い切れないはずだが、ちょっと守備の知識をおぼえるとそれがアダとなって「スジだから安全」とか、「中スジだから安全」と安易に思っちゃいがちだけど、一番安全なのはどう考えても現物を切るか、合わせ打ちをすることなのは言うまでもない。スジとかそういうのは本当に切るものがなくなったら渋々切るくらいのもんだと思う。リーチ者だけでなく押してる他家に対するケアも大事という点でも、合わせ打ちは最強だと思う。リーチした人の現物やスジでも他の人に当たることは結構多い。ここまで一生懸命作った手をぶっ壊すのは心理的に抵抗があるし、「あとちょっとでテンパイだ」という状況って人の判断を微妙に狂わせる。ただ冷静にならなければいけないのは、はたしてテンパイしたとしてその手何点なの?って話で、リーチのみとか平和のみにしかならないような手を、テンパイしそうだからって変なリスクを背負うのは割に合わないことの方が多い。鳴きに対する警戒も同じ話で、鳴きが入ってて危なそうなら自分の手牌価値が低ければ早めに降りる意識を持った方がいい。一番もったいないのは、たいした手牌価値もないのに自分のアガリばかり考えて不用意に仕掛けに対して放銃することだ。牌譜検討する時もどこで放銃したかを注意深く見るようにしてる。結局のところ麻雀はいつ押していつ引くかが一番大事なんだと思う。というのも、いくら細かい読みができようができまいが、自分の手がチャンス手だったらリスク承知で攻めるわけだし、そうでなければ引くだけだからだ。リーチに対して降りるというのは基本で、押し返していいのは自分の手が良形でドラもあって、チャンス手であること、かつイーシャンテン以上であることなど厳しい条件があるように思う。上述したスジうんぬんの話だって、自分の手がチャンス手ならスジだろうが無スジだろうが押すかもしれないわけだし、その辺の判断が結局一番大事なんだろう。とにかく麻雀で負けるときは相手の捨て牌を全く見ないで自分のアガリばっかり意識するときだと思う。自分の手ばかり見るというのは、攻撃面でも守備面でも問題がある。攻撃面でも山に残ってそうな牌にある程度めぼしをつけておけば、孤立牌の切り順なども変わってくるし、守備面で捨て牌を見るのが大事なことは言うまでもない。

じゃんたまにおける3つの期間

下振れ期誰もが経験する地獄モード。当たり牌は掴むくせに自分はテンパイすらせず、他家の高速リーチで親番は秒速で流されていき、あっという間に南場に入り結果ラスるみたいな展開が数十半荘に渡って続く。この時期はもうどうしようもない。とにかくラスを取らないことだけを意識して耐え抜くしかない。やっていて思ったのは、地獄モードが長引く人ってある意味真面目な人が多いのかなと思う。何で負けたのかいちいち検討したところで、麻雀なんてかなりの割合が運なんだからしょうがなかったよねで流すしかない場面も多い。もちろん明らかなミスは修正しないといけないけど。むしろなんでもかんでも自分の責任であると思うことで、いままで当たり前にできてたことすらできなくなったり、変な恐怖心から安牌抱えしたりしてドツボにハマるパターンが多い。つまりどれだけ下ブレててもフラットに打たないといけない。これの一例として、玉の間で打っていると意味不明なダマテンして結局その打点不足が原因でラスってる人めちゃくちゃよく見かける。じゃんたまやってると訳の分からない追っかけ一発放銃とかでPTSDみたいになる気持ちはわかるけど、リーチを打つべき手はきちんとリーチを打たないといけない。地獄モードの時にその判断基準がぶれるともっと酷いことになる。

停滞期ラスったりトップ取ったりをくりかえしながらポイントが横ばいになる時期。基本的にはほとんどこの状態じゃないかなと思う。ただしこの時期にトップ率が下がると、下がったポイントが取り戻せず結果降段することもありえる。ラスったとしても勝負するところで勝負できていれば1着2着も必然的に増えて大きく崩れず現状維持できる。

上振れ期なぜか何をやっても勝てる。10連続連帯、6連続トップみたいなこともあった。基本雀魂は下振れと停滞を耐えてこの時期に一気に駆け上がるゲームかなと思う。ただし上振れも下振れ同様、調子に乗らずフラットに打たないといけない。

今後の課題ぼくは副露率がめちゃくちゃ低い。常時30%切るくらいなのであんまり鳴きは得意とは言えないのだが、ドラが複数あったり、どうしても喰いタン1000点でのアガリが必要になるような場面で多少遠くからでも鳴いていく意識を持つとここぞの場面で効くときもある。特に供託が溜まっている時はただの喰いタンが中打点に化ける時もある。関連して和了率も上げたいところで、そのためには遠回りして高い手を作ろうとせず、中間打点を意識する。形式テンパイを取ったり、供託没収したりして細かく点を積み上げることも大事。そもそも牌効率上のミスもまだまだ多いので改善すべきことはたくさんある。

諦めない気持ちが大事東場で満貫跳満降ったとしても、親番が残ってればまだまだ逆転できるチャンスはあるし、そこから押し引き判断の基準を大きく変えない方がいい。放銃後のメンタル、特に大きく放銃した後の考え方によってラス回避の確率は上がる。例えば東場で12000放銃したとして、その後普段なら押さないような手でも強引に押して放銃し続けて飛んでしまったら、逆転の可能性が0になる。まだ親番が回ってくるなら充分逆転の可能性はあるので冷静に立て直す。ラス回避というと放銃回避のようなイメージを持ちがちだけど、いかに3着に滑り込むかも大事。

まとめ麻雀を始めて思うのは、いくつになっても何かを勉強して、改善して、それで成果が出るとうれしいってこと。とりあえず今年中に雀聖に上がるのが目標だったので、達成できてよかった。