大学の授業に行く途中、八王子の駅を通ると駅の中で募金活動をやっている若い子たちを見かける。八王子はぼくが生まれ育った街でもある。
ふと思い出したのだけど、ぼくも小学生の頃に募金活動をやっていたことがある。当時仲が良かった友達の家庭がそういう活動をやっていて、ぼくと他の友達何人かで、駅前に立って募金の呼びかけをやっていた。
なぜその家庭がそういうことをやっていたのかというと、その家庭はPL教の信者だったからというのが理由だと思う。その子の家にはスーパーファミコンという、ぼくの世代でも持ってる人はあまりいなかったゲーム機があったので(どちらかといえば64が主流の世代だ)よく家に行ってスーファミで一緒に遊んでいた。
ぼくは単に友達として仲良くしてただけなのに、ある日親に「あまりああいう人たちに深くかかわらない方が良い」と言われて、何とも言えない気持ちになったことを思い出した。
大人になった今では当時の親の気持ちがわからないでもないけど、思想・信仰は自由というのがこの国の基本的な理念だし、今でもぼくは宗教や信仰を理由にして人を判断することには抵抗がある。