Blender、CINEMA4D、Marvelous DesignerでMCPを使って色々試している。今のところ言えるのは、現状クオリティを上げるためには相当な量の修正指示を出さなければならないし、出したところで満足いくものが出来上がるかは不明だということだ。
SNSに流れてくるのは、そのプロセスを経た完成品なので誤解を生みやすい。指示一発でハイクオリティなものなど出てこない。こうなるとAIを使うことで余計な手間が増えるだけという感じで、本気で使おうと思えば思うほど限界が見えてくる。
バイブコーディングはちょっとしたツールを作るのには便利だし、簡単なテクスチャを作るとか、プリビズやレイアウトの用途であればモデリングも有用ではあるが、使いどころは難しい。
このWEBサイトもバイブコーディングで相当いじってるし、今はStudio Oneで作った映像用の音楽の叩き台をsunoで肉付けするということを試している。
DTMは昔かじっていたのでちょっとしたものなら作れるけど、アレンジやミックス、マスタリングまでの工程を一人でやるのがどれほどしんどいかは多少は勉強したのでちょっとはわかっているつもりだ。そういう点ではsunoはこの問題を解決してくれる可能性がある。
じゃあプロンプトで一発で作ればいいじゃん?と思うかもしれないが、自分が関与し、判断したという実感が一定の割合無いと、そもそも最終的なアウトプットを選択する判断の基準そのものが消失してしまう。
しかしsunoを使っていて改めて思うが、音楽のような抽象的な概念を自然言語でコントロールするというのは違和感しかない。自然言語を媒介として多くの人が合意した「ジャンル」に基づく音楽なんてまず間違いなく面白くない音楽だろう。
常に念頭にあるのは、WEBに関しても音楽に関しても、ぼくは良し悪しを判断する基準をほとんど持ち合わせていないということだ。プロの目から見ればもっといい選択肢があるはずだろう。
だが人間はどうやら良し悪しを判断してより良いものを作ろうということより、コスト削減と効率化の方に舵を取っているように見える。