正直に言うとここ数年作ることへのモチベーションが相当下がっていた。というか0に近い状態まで落ちていたといっても過言ではない。机の前に座っても「こんなことして意味あんのか?」って考えると手が動かなくなってしまった。そのせいか仕事もほとんどなくなった。まあインスタも何もかも更新頻度低すぎたし、新作もほとんど作ってなかったから当たり前なんだけど。逃げるようにネット麻雀にハマりまくったり(半年で2000半荘以上打った。一日15時間くらい打ってた時もある。)飲み歩きやら恋愛に時間を使ってみたりしたけど、結局ぼくは何か作っていないと存在そのものが空虚で、その空虚さを埋めるためになにかを利用しようとしても何もうまくいかなかった。モチベーションが下がった原因はいまだによくわからない。技術はコモディティ化し、AIも台頭する中で自分がわざわざ手を動かして作る意味がどこにあるのかと問い続けると、まあ別に意味ねーよなと思ったというだけだと思う。

そんな中いよいよ金も無くなってきて、業務委託とはいえほぼ10年ぶりくらいに出社して作業するみたいなルーティンをやってるけど、ゆるい安定、一生上振れないけど下振れない麻雀みたいな、そんな感じだ。結局僕は根本的に自分で何か考えて行動するのが好きなんだろう。会社勤めは何も考えなくていい(といったら怒られそうだが)仕事は会社が用意してくれるし、給料も固定。いや、やってみてわかるけど割と悪くない。毎日何も考えずに時間だけが過ぎていくというのはこんなに楽なことはない。だが楽すぎてつまらない、というか「何も起きないだろうな」と思えてしまうこのゆるく真綿で首を絞められているような感じ、ゆるやかな停滞感が自分には合わないと感じる。

ぼくはこういう点では常に楽観主義者で、すべてに意味があってすべては必要なプロセスで、今の状態も、この前の失恋も、飲み歩きで馬鹿みたいに金使いまくったことも(これはたぶん違う)、全部が最後はパズルのピースみたいにつながって自分の人生を作り上げていくのだと思うと、それほど悪いことでもないんじゃないかなと思う。

またモチベーションが復活しそうになっているのは、AIは自分の創作の可能性を拡張するものであるということが、理論的にでなく実感として感じられるようになったからかもしれない。

とにかくここ数年自信を失っていて、でもやっぱりぼくの考えていたことや、やってきたことはそれほど間違っていなかったようにも思う。ぼくに足りなかったのはただモチベーションだった。